浮島ブルーイング
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浮島講座

Local culture and intellectual pleasure
<講座開設趣意>
わが国は戦後、経済を中心として、目をみはるほどの急速な復興発展をとげてきました。そして、沖縄県は日本の南端にあり、その独自の文化風習と豊な自然環境により文化観光面で日本をリードする一面すら持つようになってきました。
 しかしながら、沖縄県の現状は、まだ決して理想的な姿に近づきつつあるとは考えにくいと思います。経済面においては、観光立県として成長を続けてきたものの、新型コロナウィルスによる渡航規制や国内外の社会情勢により激しく揺り動かされている状況にあります。また社会生活においては、若者の地域離れ、少子高齢化による地域社会の活力減退、潤いのある人間関係や生きがいの喪失、思想や道義道徳の混迷など物的繁栄の裏側に精神の混乱に陥っている人々も多いのではないでしょうか。これらの原因は個々が抱える問題もさることながら、複雑な現代社会において長期的な未来予想が困難であり、将来に不安を募らせている人が増えていることに他ならないと推測します。
複雑に揺れ動く現代社会において自分たちが暮らす沖縄が祖先から受け継いだ豊かな文化歴史と島の自然を注意深く観察し、守り、未来につなげることが何よりも大切であることは疑いようがありません。私たちはこのような観点から、真に地域を愛し、社会を良くしていこうとする考えを育み、明るい未来を創造するための場として、「浮島講座 那覇に学ぶ」の開催を決意しました。
本講座を通し、島の自然や文化風習を尊み、人間とは何か、天地自然の理とは何か、沖縄の伝統的精神性とは何かという基本的な命題を考察し、互いの人間性を尊重する真の地域ビジョンを探究したいと考えています。

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古塚達朗さんによる本格歴史講座。
全24回の開催で沖縄の通史を学びます。6月5日から毎週日曜日の朝10時から11時半の開催です。

場所:浮島ブルーイング
参加費:毎月1万円。
定員:40人

お申し込み受付は2022年5月29日(日)まで。
先着順で定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
参加申込はこちら
<カリキュラム>
「琉球・沖縄史(改訂版)」沖縄歴史教育研究会 新城俊昭 著 を元に通史を解説。また、月に一度の特別講座として下記の6講座を実施予定。座学だけでなくお話を聞いたり現地での実験、体験も取り入れます。
 
<6回の特別講座>
  • 首里城平成の復元:ゲスト講師 平良啓さん 平成の首里城復元に携わってきた専門家からのお話
  • 首里城散歩:古塚さんと行く首里城の地理的魅力散歩
  • 鏡と旗による通信実験:古の通信手段は現代も有用か?という実証実験
  • 泊大橋を渡ろう!:泊大橋を歩き那覇を海側から観察する体験
  • モノレールで昔話:モノレールで移動しながら沖縄昔話の現場をめぐる
  • 地図で読み解く那覇:ゲスト講師 外間政明さん 古地図を解説しつつ那覇の変遷を実感
※都合により変更となる場合があります。

なお、本講座は沖縄の通史をご理解いただくという趣旨となっておりますので、一部のみのお申し込みはご遠慮いただいております。

詳細はこちらのフライヤーをダウンロードしてご参照ください。
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那覇に学ぶフライヤーweb用_ページ_1.png
File Size: 2589 kb
File Type: png
ファイルのダウンロード

那覇に学ぶフライヤーweb用_ページ_2.png
File Size: 2720 kb
File Type: png
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古塚達朗さん

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1959年生まれ 郷土史家 沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員 沖縄県博物館協会会長や沖縄国際大学非常勤講師、那覇市の文化財課課長を務め、那覇市歴史博物館、那覇市立壺屋焼物博物館館長を兼務、那覇市中央公民館館長などを歴任し2022年に独立。2016年にNHKのブラタモリで案内役をつとめ、タモリさんとの楽しい一幕も。  独自の歴史に裏打ちされた「沖縄」の魅力を、誰よりも分かりやすく、そして楽しくお話します。  著作・共著に『新・沖縄むかしばなし』『名勝「識名園」の創設ー琉球庭園の歴史』『那覇女性史(近代編)なは・女のあしあと』『首里城周辺マップ』『よみがえる戦前の沖縄』『ぶらりスージグヮー』『沖縄文化財百科』など多数。

使用するテキストについて

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​本講座は、左の「琉球・沖縄史」をテキストとし、琉球・沖縄の通史を楽しく理解していただくものです。このため参加いただく皆さんにはそれぞれテキストとしてご購入いただくかご用意いただく必要があります。沖縄の歴史は地域や時代により異なるため断片的に語られることが多いですが通史として、学んでいただくことでより深くご理解いただけるものと思います。この本は考古学的な面や社会学的な視点、さらに近現代など、今日の沖縄に至るまで多くの視点で語られています。近年の研究による新たな発見による改訂や加筆もある為、『改訂版』であることをお確かめください。今の沖縄を知るため、一家に一冊、いや、2冊でも3冊でも置いていただきたい本です。
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